宴会のスタートを飾るお酒のおつまみにも最適な中華料理のコースの前菜

外せないバンバンジー

宴会で中華料理のコースを選んだ場合の前菜は、宴会のスタートを飾るとともに、乾杯の音頭とともにお酒のアテとなる実は重要な存在でもあります。
前菜には中華料理のメニューの中でも日本人にもよく知られているメニューが並ぶことも多く、ビールや焼酎、日本酒、ワインなどジャンルを問わない洋酒や和のお酒にもピッタリ合うアイテムが揃っています。
前菜の花形といえば、バンバンジーで、鶏肉を柔らかく蒸したものを細切りしたものにキュウリの細切りや白髪ネギなどを添え、お店特製の胡麻風味のドレッシングソースをかけた定番メニューです。
幅広い世代にファンも多く、低カロリーな鶏肉を蒸してつくるヘルシーなイメージと、キュウリなどのお野菜と一緒にさっぱりと頂けるテイスト、胡麻と味噌を合わせた濃厚でお店ごとの味が楽しめるソースが融合した、お酒にもピッタリのメニューです。

食感がたまらないクラゲ

中華料理の素材として欠かせず、前菜に出ると嬉しい、ファンも多いメニューがクラゲを使った料理です。
バンバンジーに添えられて、鶏肉などと一緒にバンバンジーソースに絡めながら頂くスタイルもありますし、バンバンジーとは別にクラゲの酢の物やサラダなどの形で出てくることや、クラゲをピリ辛な調味料で和えた珍味として供されることもあります。
コリコリとした食感や適度な塩気にファンも多く、お酒のおつまみにもピッタリです。

ピータンなどの珍味や特製チャーシューや中華ハム

バンバンジーやクラゲの酢の物などの一品料理のほか、盛り合わせスタイルやオードブルとして供されるのが、中華料理の中でも珍味系やお店特製のお酒に合うアイテムたちです。
コクとまろやかな食感と塩気でお酒が進むピータンは中国の珍味の1つで、アヒルの卵を塩漬けして熟成させたものです。
見た目は白身の部分が黒くなっているので、黄身の黄色とのコントラストに驚かれる方もいますが、サイズ的には鶏の卵とあまり変わらず、お味も卵として美味しくいただけるので、食わず嫌いは禁物です。
食べやすくカットして白髪ネギなどを乗せて供されたり、最近は日本の冷奴のアレンジ版のように豆腐の上に小さく切ったピータンを乗せたピータン豆腐も人気の前菜メニューになっています。
そのほか、お店特製の手作りチャーシューをスライスしたものを白髪ネギや野菜などと盛り付けたものや、金華ハムと呼ばれる中華ハムや茹でエビ、クラゲ、チャーシューやピータンなどの盛り合わせなども人気です。
金華ハムは特産の豚を使って、旨み出汁に漬け込んで熟成させたもので、西洋のハムとは異なる旨みが楽しめます。